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作・演出/オメオリケイジ
出演/オメオリケイジ、キッチン、いしずか陽子、山倉嘉純、中村竜徳、ベンジャミン、桜井ニンニン。
2002年10月26日(土)〜27日(日) ミニホール新宿Fu-
2日間4ステージでの総集客数 101人
「発案者ギヨタンがギロチンによって殺されたというのは誤伝ですが、自分の名前になってしまったことを死ぬほど悩んでいたことは事実です。」
●サブタイトルに書かれてあることは事実です。
そして舞台中央の壁に「この物語は口喧嘩以外の部分は全て真実です」と書かれた文字がスライドで投影され、物語が始まります。
ギヨタンが平和主義から処刑における苦痛を排除するために発案した首切り機械は、フランス革命の指導者ロベスピエールによって大量処刑のための道具になってしまう。
首切り機械は当初、民衆には「ルイゼット」(製作総指揮のルイの名を文字った)と呼ばれ、それを知ったルイは「なんで私の名前になってるんですか!」と憤慨する。
首切り機械に深く関わってしまった、発案者ギヨタン、製作者シュミット、ギロチンの初使用者で処刑人のサンソンは、ルイによって集められ首切り機械の名前変更会議に参加させられる。
物語はこの4人の壮絶な名前のなすりつけ合い、口喧嘩で全てが描かれている。
最終的には「ギロチン」と名付けられてしまうのだが、自分の名前にならないためにギヨタンがとった行動とは、そして死刑道具に自分の名前がついてしまうことをギヨタンがどれほど嫌だったのか、どれほど後悔したのか・・・・・・・?
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